目次 1,JEPIとJEPQの構成銘柄の上位10
2,JEPI
3,JEPQ
1,JEPIとJEPQの構成銘柄の上位10
JEPIとJEPQは、どちらも、JPモルガンによって提供されているETFです。
JEPIとJEPQの構成銘柄の上位10を見てみましょう。
No | <JEPI> | 構成割合 | <JEPQ> | 構成割合 |
---|---|---|---|---|
1 | MGMXX | 1.68 | MSFT | 10.88 |
2 | ADBE | 1.66 | AAPL | 9.58 |
3 | MSFT | 1.65 | GOOG | 6.19 |
4 | AMZN | 1.64 | NVDA | 5.70 |
5 | MA | 1.52 | AMZN | 5.69 |
6 | V | 1.44 | META | 3.64 |
7 | CMCSA | 1.44 | TSLA | 3.51 |
8 | PEP | 1.44 | MGMXX | 1.82 |
9 | ACN | 1.43 | AMD | 1.35 |
10 | HSY | 1.43 | NFLX | 1.26 |
出所:ブルームバーグ(2023.7.8時点)
以下詳しく説明します。
2,JEPI
JEPIとは、S&P500採用銘柄を中心とした株式に投じている、アクティブタイプのETFです。
株式の現物に投資して値上がり益を追求すると同時に、コールオプション(株式を事前に定められた価格で購入する権利)を売ることで、プレミアム収益の獲得を目指しています。
JPモルガン・エクイティ・プレミアム・インカム・ETFの略称で、2020年5月20に制定された歴史の浅いETFです。
ちなみに、JEPIは、配当利回りが約10%と、配当生活したい方には、お勧めのETFです。
キャピタルゲイン、インカムゲイン、両方狙える優れものです。
デメリットとしては、以下のような感じですかね。
・分配金は毎月変動する
・株価上昇時の利益を逃す可能性がある
・為替変動リスク
・配当に税金がかかり、複利効果を十分に享受できない
・できて日がまだ浅い
現在僕は、毎月3,000円くらい配当金をもらっています。
毎月配当金がもらえるのもありがたいですね。
3,JEPQ
JEPQとは、ナスダック100指数に採用されている米国大型企業を対象に、運用するアクティブ運用タイプのETFです。
ナスダック100指数とは、世界第2位の規模の株式市場。米国をリードしてきたハイテク企業3,000社以上が上場するナスダック総合指数の中でも、時価総額上位100社のみで構成されているものを言います。S&P500指数やナスダック総合指数と比べて、高リスク・高リターンであることも特徴の一つです。
株式の現物に投資して値上がり益を追求すると同時に、コールオプション(株式を事前に定められた価格で購入する権利)を売ることで、プレミアム収益の獲得を目指しています。
JPモルガン・ナスダック株式プレミアム・インカムETFの略称で、2022年5月4日に設定された歴史の浅いETFです。
ちなみに、JEPQは、配当利回りが約10%と、配当生活したい方には、お勧めのETFです。
キャピタルゲイン、インカムゲイン、両方狙える優れものです。
デメリットとしては、以下のような感じですかね。
・テクノロジー株に投資しているため、市場の変動によりファンドの価値が影響を受ける可能性がある。
・カバードコール戦略を採用しており、市場が急上昇する場合、ファンドは市場のパフォーマンスに追いつくのが難しい可能性がある。
・オプション戦略は複雑であり、特定の市場環境では効果が低下する可能性がある。
・JEPIと比較して、JEPQは純資産総額が少なく、高ボラティリティであり、JEPIよりさらにできて日が浅い
現在僕は、毎月、4,000円くらいの配当金が入ります。
毎月配当金がもらえるのもありがたいですね。
JEPIとJEPQの両積立はどのような相場でもより安定して伸びていく相性抜群の組み合わせのように感じますがいかがでしょうか?
僕の計画ではJEPIとJEPQを少しずつ買い増していく作戦です。
ただし、残念なことに、JEPI、JEPQ共に、新NISAの成長投資枠では投資ができません。
その理由ですが、新NISAでは
- 毎月分配型のファンド
- カバードコール系のETFなどリスクの高いもの
が対象から除外されており、JEPIもJEPQも該当してしまったようです。
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